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2014-10-25 08:00

スキンケア

紫外線をカットするだけじゃない!利用する日焼け止めができる?

トーンチェンジパウダー
(画像はイメージです)

紫外線を利用する化粧品原料
2014年10月22日、ロート製薬は堺化学工業と共同で、紫外線を吸収して赤色光を発光する「トーンチェンジ パウダー」を新規化粧品原料として開発したことを発表しました。

2006年ロート製薬は、堺化学工業が開発した「スーパーUVカット成分」を日焼け止め製品に初めて採用。

「スーパーUVカット成分」は肌の奥深くに入り込む「紫外線A波」に着目した、長波長の紫外線をカットする能力に優れた成分。

さらに紫外線を肌の味方につける新しい性質を持つ有用な成分を見出すため、堺化学工業とロート製薬は共同研究を続け、今回の「トーンチェンジパウダー(酸化(Al/Ca/マンガン))」の開発に繋がったとのことです。

トーンチェンジパウダー
(画像はプレスリリースより)

トーンチェンジパウダーの特長
トーンチェンジパウダーは、新規化粧品原料として開発された成分です。紫外線を吸収すると赤色光を発光することから、顔色を改善する可能性があります。

さらに、その赤色光は血管拡張因子合成酵素の遺伝子発現を増加することがヒト血管内皮細胞を用いた実験で明らかになっています。このことから皮膚の血流を改善することに期待しているとのこと。

紫外線A波とは
紫外線にはその波長の長さによって、A波、B波、C波に分類。

波長の長いA波は表皮から真皮まで到達することで、急激ではありませんが、肌が黒くなる日焼けの原因となります。

長い時間をかけて肌にシワなどの悪影響を及ぼすことが最近明らかになったとのこと。


【参考】
・ロート製薬 プレスリリース
http://www.rohto.co.jp/news/release/2014/1022_01/
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