2014-11-29 08:00

食・ヘルス(健康)

頭痛と生理 ライオンが意識調査と専門家のアドバイスを公開

生理と頭痛に関する意識調査
生理と頭痛に関する意識調査
2014年11月26日、ライオンは20~40代の女性を対象に行った、生理と頭痛に関する意識調査の結果について公開した。

調査期間は2014年9月25日から29日。調査方法はウエブ調査、対象は20~40代の女性3,000人。

調査結果
女性が1年を通じで感じる不調を聞いたところ(複数回答可)、1位「肩や首がこる(50%)」、2位「手足が冷える(35%)」、3位「頭痛(32%)」で、特にないは19%。

1年を通して頭痛を感じている女性360人に生理前後に頭痛の有無を聞いたところ、「いつも」「頻繁に」あるいは「時々感じる」と答えた人は約8割に達した。

生理前後に頭痛を感じると答えた女性に原因を聞いたところ6割以上の人が「ストレス」「疲れ」と回答、「生理周期」と挙げた人は約3割にとどまった。

同じ女性に頭痛対策を聞いたところ、約5割以上の人が「解熱鎮痛薬」を使っていた。また、「解熱鎮痛薬」を使っている人の半数近くの人が、痛みが強くなってから服用していることも判明している。

この結果に対してライオンは
生理前後に頭痛を感じているにもかかわらず、「ストレス」「疲れ」が原因としてとらえており、生理周期との関係を自覚している人は少ない(プレスリリースより)
と考察している。

生理周期に起こる頭痛の原因と特徴
生理前に急速なエストロゲンの急減に伴い、脳内の血管が拡張することにより、神経性の頭痛が起こると想定されている。

生理前の頭痛の特徴は、拍動に合わせてずきずき痛む、体を動かすとより痛む、頭痛の前に吐き気がしたり、目がチカチカしたりすること。

生理周期による頭痛の予防法
寝不足と寝過ぎに注意する、外出時に人混みや強い光を避ける、熱いお風呂やサウナを避けることによってある程度予防することが可能としている。

鎮痛薬を服用するためのポイント
痛みを感じたら早めに服用する。痛みが強くなる前に服用することがポイント。添付文書に沿って正しく服用する。1回の服用量、1日の服用回数を守ることが必要。10日以上鎮痛薬が必要になるような場合は医師に相談すること。

(画像はプレスリリースより)


【参考】
・ライオン プレスリリース
http://www.lion.co.jp/ja/company/press/2014/pdf/2014094.pdf
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