2016-04-20 11:30

食・ヘルス(健康)

うま味アップ&減塩効果も!新・調味料『トマみそ』がブームの予感!?

トマみそ
ここ数年さまざまな“調味料”がトレンドになっているが、今年新たに注目の調味料が登場した。トマトと味噌を組み合わせて作る『トマみそ』だ。どの家庭にもあるトマトケチャップと味噌を1:1の割合で混ぜるだけ。そのまま味噌代わりとして使うのはもちろん、野菜やおつまみにディップ感覚でつけたり、味噌汁や炒め物の味付けに使ったりと、幅広く応用ができる。

このトマみそはどのくらい需要があるのか。それを探るべく、トレンド総研は20~50代の主婦500名を対象に「一般生活者の『料理』に対する意識や実態」を調査した。

94%の主婦が「料理の味付け」に苦戦!
はじめに、主婦たちに「料理において重要だと思うポイント」をヒアリング。最も多かった回答は「味付け」が94%でダントツのトップ。具体的には「味がワンパターンになりがちである」「味がキマらないことがある」「塩分が気になることがある」などの回答が上位にあがった。
トマみそ
いつもの醤油や味噌で味付けしたパターンよりも、新鮮な味を楽しむことができるトマみそ。トマトケチャップに含まれるグルタミン酸によって、普通の味噌で味付けした場合と比べて「うま味」をアップさせることもできる。トマみそは主婦の悩みを解決するアイテムとなってくれそうだ。

うま味をアップさせながら塩分をセーブ!
トマみその大きな魅力の一つが、減塩効果も期待できるということ。
和食料理は味噌や醤油など塩分が強い調味料を使うことも多いため、塩分過多になりがち。しかしトマみそは、普通の味噌を単体で使った場合と比べ、塩分をセーブすることができる。トマトケチャップは、味噌や醤油に比べて塩分が少ない調味料。市販味噌の100gあたりの食塩相当量が「約10g~12g」なのに対して、トマみそは「約3g~4g」。いつもの味噌を半分トマみそに置き換えるだけでも減塩につながる。

今回の調査でも、「食材のうま味をアップさせながら、塩分がおさえられる調味料があれば、使ってみたいと思いますか?」と聞いたところ、89%が「そう思う」と回答している。

野菜や冷奴につけたり、和食メニューの味付けにも活躍
トマみそ
『トマみそ』はさまざまな料理への応用がきく調味料。
「そのまま味噌代わりに、野菜や冷奴につけて食べてもおいしいですし、和食メニューの味付けにおいても活躍。玉ねぎやじゃがいもと一緒にお味噌汁にしたり、肉や野菜と一緒に炒めたりと、幅広く活用できます。」と、料理研究家の小川聖子先生も太鼓判を押している。

手軽に作れて、料理のうま味もアップ。さらに健康効果も期待できるトマみそ。今年のトレンド調味料になるかも?
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