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vol.11 「倹約遺伝子」というDNA

太る原因について、摂取カロリーを少なくする以外にも、「倹約遺伝子」というDNAがダイエットに関係しています。

倹約遺伝子とは、「カラダに蓄えていたエネルギーが不足すると、炭水化物の代謝を調整するインスリンを、エネルギーの代わりとして使う」というメカニズムを動かすDNAのこと。

太古の昔は、今のように食べ物が豊富になかったので、3日も4日も食べられないときもありました。そんな非常時に倹約遺伝子が働き、蓄えていたエネルギーを使うようにできていたのです。

ところが、現代は食生活も豊かになり、食べるのに困ることはありません。

ですので、倹約遺伝子をそのまま受け継いでしまった人は、エネルギー過剰で倉庫は常に満杯状態になっています。

ちなみに、両親が肥満の子どもの約7割、片親が肥満の子どもの4~5割が肥満児だという研究結果が出ていますので、肥満が遺伝するという説はかなりの割合で該当します。

しかし、太る原因は倹約遺伝子ばかりではありません。昔の暮らしに比べ、ストレスや運動不足、カロリー過多の食生活も影響を与えているのです。

ダイエットだからと食べたいものを我慢すれば、それがストレスとなりかえって食べ過ぎてしまうことにもなります。ストレスにさらされると、自律神経が乱れます。自律神経を司る「視床下部」は、食欲をコントロールする大切な働きをしています。

ですので、自律神経が乱れれば、食欲をコントロールできなくなり、ついつい飲み過ぎ、食べ過ぎということになるのです。



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