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vol.8 お腹がいっぱいなのに食べ過ぎてしまうはなぜ?
「食事をしたのに、まだもの足りない。」
「ついついお菓子をつまんでしまう。」
というのは、食欲中枢がおかしくなっているのかもしれません。
「食欲中枢」とは、脳の中の「大脳辺緑系」というところに存在し、食欲をコントロールする働きをしています。
つまり、食欲中枢が働きだすと「お腹がいっぱいになったよ」というサインを脳に送ってくれます。
しかし、このメカニズムが働くには時間が関係しています。
満腹中枢は食べ始めてすぐに働くわけではなく、食事を始めてからだいたい20~30分くらいしてから、脳に満腹サインを送るようになっています。早食いの人が太りやすいのは、このメカニズムが作動する前に食事を終えているから。
カロリーの低い食品を噛んでゆっくりと食べるなど満腹感を得られる工夫が必要でしょう。
もともと食欲は、リラックスした状態のときに(副交感神経が活発なとき)に感じやすくなります。
例えば、忙しく働いているときや、突発的に緊張したような状態のとき、食事をするのを忘れていたなんてことはありませんか?
こういった状態のときは、交感神経が働いていますので食欲は抑えられています。
ですので、お腹が空いたと感じたときに、アクション映画などを見て興奮したり、好きなことに没頭すれば一時的ですが、お腹が空いたことを忘れることもできるという訳です。
是非、あなたも大脳のメカニズムを理解して上手にダイエットに取り入れてみて下さい。
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