2012-11-19 12:15
食・ヘルス(健康)
森永製菓が発見!パッションフルーツの種にアンチエイジング効果

ピセアタンノールが多量に存在!
森永製菓の研究で、パッションフルーツの種子の中に、アンチエイジング効果のある「ピセアタンノール」という成分が多量に存在していることが新たに発見された。同社により発表されている。トロピカルフルーツとして、日本でもおなじみのものとなってきたパッションフルーツに、今回意外な効用が発見されたことで、急速に新たな観点からの注目度が高まっている。
美肌効果、血流量改善など健康美に活用できそう!
「ピセアタンノール」はアンチエイジング効果で注目されている「レスベラトロール」とも似た構造をもつ物質で、血管弛緩作用や、美容成分として欠かせないコラーゲンが分解されていくのを抑制し、新たに産生されるのを促進する作用、シミの原因ともなるメラニン合成を抑制するといった作用があることが確認されている。これまで天然物中にあまりない成分であることから、研究が進んでいなかったが、森永製菓では、パッションフルーツの種子に多く含まれることを発見、濃度を高めたパッションフルーツ種子エキスを作成し、人での効果研究を実施したそうだ。
すると、被験者に28日間継続摂取してもらうと、動脈血管の柔軟性が高まったほか、血流量の改善、肌状態や疲労回復に良好な影響を与えることが分かったという。
森永製菓では、この研究結果を米学会で発表するほか、来年にはこのパッションフルーツ種子エキスを利用したアンチエイジング製品の開発を推進するとしており、将来的に商品化へつなげていきたい方針だ。
一躍新たな注目成分となるかもしれない。今後のさらなる研究開発が期待されるところだ。
外部リンク
森永製菓 研究成果 パッションフルーツ
http://www.morinaga.co.jp/company/healthcare/
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