2012-11-30 01:00

食・ヘルス(健康)

炭酸入浴をすることで筋肉疲労の緩和

炭酸入浴
さら湯よりも炭酸入浴
花王株式会社(社長・澤田道隆)ヒューマンヘルスケア研究センター・パーソナルヘルスケア研究所は、日本赤十字北海道看護大学・山本憲志准教授と共同で、炭酸入浴の筋肉に及ぼす影響を調べ、炭酸入浴とストレッチングの継続は、同様のさら湯入浴よりもからだの柔軟性を促進することを確認した。

これはつまり、運動等で固くなった筋肉をほぐすのには、炭酸入浴が効果的だ、ということの実証である。筋肉疲労の際には、湯船にゆっくりと浸かるという人も多いだろうが、さらに炭酸入浴をすることで緩和されるという事がわかった。

※画像は、花王株式会社サイトより

運動不足からくる活動能力の低下
日常生活に終われ、定期的に運動をすることもなくなり運動不足を感じている人も多いだろう。単に運動不足というだけでなく、そこから身体活動能力や日常生活動作能力が低下する傾向もみられる。

特に、脚の筋肉の柔軟性の低下は、日常生活に影響を及ぼし、「歩く」「座る」などの日常の動作への支障、腰痛などの不調に結びつく可能性が考えられる。それが、毎日の炭酸入浴と30秒のストレッチングで、脚の筋肉や足首がやわらかくなるといった変化が確認された。筋肉の疲労回復を早める効果や脚の筋肉の柔軟性が関係する腰痛などになりにくくなるなどの効果にもつながると考えられている。

外部リンク

花王株式会社 ニュースリリース
http://www.kao.com/jp/corp_news/2012/20121121_001.html
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