2012-07-25 16:00

食・ヘルス(健康)

意外!夏太りしやすい人の共通点とは?

夏太り
夏太りしやすい身体をつくる習慣とは
夏バテで体重が落ちるという人がある一方、逆に毎年夏太りしてしまうと悩む人も多いのではないだろうか。トレンド総研が6月に実施した20代~30代の女性を対象とした「夏バテに関する調査」でも、夏バテ経験者は8割を超え、今年の夏バテや夏太りが不安と答えた人は62%にのぼった。

そして、対策が必要と感じている人は、全体の約9割にも及んだが、具体的な対策をとっている、とる予定があるとした人は、41%にとどまったという。なんらか対処したいと思いつつ、実際には対策がとれていないという人が多いことが分かる。

夏バテも、夏太りも回避したい。そう思うならどうすればいいのだろうか。この季節、露出も多くなるだけに体型はいっそう気になる。暑すぎて運動不足になるなど、原因はいろいろ考えられそうだが、じつは夏太りしやすい人の生活には、意外な共通点があるようだ。

21日の美レンジャー、依口倫子氏が伝えるところによると、次のような食生活を送っている人が危険なのだという。以下、紹介されているポイントにそってみていこう。

1.冷やし中華が好きでよく食べる

たしかに、つるつるとのどを通りやすいけれど、意外に油分や糖分が多く、カロリーも高いのが冷やし中華。バランスの良いトッピングに注意したり、スープは残すなどして工夫したい。

2.午前より午後に水分を多く摂取する

水分をしっかり摂取することは大切だが、美容を考えるなら午前中にしっかり摂る方がおすすめ。午後にまとめてとると、むくみやすい体質になってしまう。できるだけ午前中を意識し、こまめに水分摂取をするようにしよう。

3.冷たい甘いものをつい食べる

冷たいシャーベットなど、さっぱりと食べたくなるけれど、冷たく冷やされたものは甘みを感じにくいだけに、思うよりも糖分を摂取してしまいがち。そうすると、カロリーも案外とってしまうし、ビタミンB1の不足を招き、夏バテや肌状態の悪化にもつながりやすくなってしまう。また、甘いものに限らず、冷たいもののとりすぎは、体を冷やしてしまうから、基礎代謝もどんどん落としてしまう。結果太りやすい体質にもなるというわけだ。

気をつけるポイントはまだまだあった!
4.ビールに注意!

ノンカロリーやノンアルコールなど、手軽になったビール。飲みやすく、爽快感が味わえるだけに、夏場は美味しくて進みがちだけれど、ビールのおつまみには要注意。ついつい揚げ物や脂肪分の多いものを美味しく感じやすいので、バランスに気をつけたい。

5.麺類が多くなる

冷やし中華にも通ずるが、やはりのどごしが良くつるつると進みがち。あまり噛んでいないので、満腹感が感じられにくい特徴がある。麺類もよく噛んで食べるように心がけたい。

なるほど、と感じられた点も多かったのではないだろうか。このほか、ノンカロリー商品も多数発売されているが、だらだら食べる習慣につながると、やはり夏太りにもなりやすくなる。

先のトレンド総研による調査に寄せた、医学博士・管理栄養士である本田京子氏も、夏の食生活の乱れによる夏バテや夏太りを指摘しており、暑い夏こそ、食事に気を配ってほしいとしている。夏美人を目指したいなら、きのこ、豚肉に話題の塩麹を加えた、ビタミンB群たっぷりな組み合わせのレシピなどもおすすめだそうだ。

適度に汗をかき、バランスよく食べることで、健康的に、そして夏太りとも無縁に、夏美人を目指して、このサマーシーズンを気持ちよく過ごしたい。

外部リンク

トレンド総研 2012夏 女性の夏バテに関する意識調査
http://www.value-press.com/pressrelease/98329

美レンジャー 該当記事
http://www.biranger.jp/archives/45285
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