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韓国が美容整形の大国と呼ばれるようになって久しい。その勢いは衰えるどころか益々加速するばかりで韓国の人口5,000万人に対し、美容整形クリニックは4,000軒を超えていると週刊ポスト10月19日号が報じている。

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韓国では娘の大学入学祝いや成績が良かった場合などご褒美として整形のプレゼントをする。それは化粧と同じような身だしなみの一部との感覚だという。

近年は、さらに整形の低年齢化が進み、今年の夏休みには卒業アルバムの撮影前に整形を受けたいと多くの中学三年生がクリニックの門をくぐった。韓国政府は成長期の子供が整形手術を受ける事に危惧を抱き、危険性を訴える冊子を作成するほどの社会現象になっているという。

韓国が世界で希に見る整形大国になった理由として、元から美意識が高いことを挙げられているが、ここ10年の経済不況も影響しているという。

名門大学卒業者でも就職率は30％前後という就職難の中、少しでも有利な就職を得るためにも見た目は欠かせない。結婚にも有利になると手術を受けるケースも多いという。

二重や鼻の手術は基本だが、最近の流行は童顔で、頬やおでこをふっくらさせる手術や脚の整形も多いという。

脚の整形は、ふくらはぎの腓腹筋にボトックスを打ち、筋肉の動きを弱めて収縮を抑制、筋繊維を細くさせる施術が主流だという。

止まることを知らない整形ブームの韓国だが、長引く経済不況
といっても整形にかける予算があるのだから豊かな国だと言えるかもしれない。また、日本を始め中国からも安価な整形手術を求めて韓国に渡る人も多い。

外部リンク

週刊ポスト
http://www.weeklypost.com/121019jp/index.html