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2015-03-15 21:00

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ワカメを有効活用 化粧品や医薬品、食用への開発進む【オーストラリア】

ワカメの有効活用
中国の企業と協同で持続可能な製品開発を目指す
3月13日、adelaide now は、フリンダース大学で行われているワカメのコスメティック製品、医薬品、そして食用の開発について伝えた。

アデーレードのフリンダース大学(Flinders University)で、ワカメの有効利用に関する開発が進んでいる。中国の企業 Gather Great Ocean Group とパートナーシップを結び、ワカメの食用、コスメティック製品、医薬品への活用法を研究している。

開発は研究費用として450ドルを費やし、3年計画で進められている。環境への影響が少ない農薬を使い、持続可能な製品への展開を目指している。

年間何百万トンも流れ着く南部海岸 産業価値に期待
これに伴い、大学は世界的な海洋バイオテクノロジー研究所を開設した。

オーストラリア南部海岸沿いには毎年何百万トンもの海草がたどり着く。生態系と環境を維持しながら製品化ができればその産業価値は高い。


研究所所長は語っている。

日本人としてはあらためてワカメを食用にと言われると疑問に思う。しかし、世界でワカメを食べる習慣を持つ国は極少数で、その大部分は日本と朝鮮半島なのだそうだ。近い将来、日本の店先にオーストラリア産のワカメが並ぶ日が来るのかもしれない。


外部リンク

adelaide now
http://www.adelaidenow.com.au/

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