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2014-03-28 09:00

メークアップ

資生堂、スマホによる「自分撮り」の顔画像のずれを自動補正する技術を開発

ワタシプラス・ビューティーチェック
(画像はプレスリリースより)

「ワタシプラス」の「ビューティーチェック」の機能として搭載
資生堂は、スマホによる「自分撮り」によって生じる顔画像のずれを自動補正する技術を開発し、「ワタシプラス(watashi+)」で展開する「ビューティーチェック ポイントメーキャップ」の機能として3月24日ら搭載した。

これにより、顔全体や顔のパーツ(目・口・眉・ほお)の、さらに精度の高いバランス分析とメーキャップのシミュレーションが可能となる。

本来の顔に補正した画像でメーキャップをシミュレーションできる
「ビューティーチェック ポイントメーキャップ」は、独自の分析結果をもとに、最適の色使いとテクニックをシミュレーションしながらアドバイスを受けることができる「ワタシプラス」の“専用のメーキャップお試しルーム”。

自分の顔の画像をアップすると、「パーツコース」では、顔のパーツごとにバランス分析が行われ、顔の個性に合わせたメーキャップテクニックと商品の紹介が、また、「イメージコース」では、顔全体のバランス分析が行われ、なりたいイメージにアレンジするテクニックと商品の紹介が行われる。

しかし、自分撮りに使用されるスマホの前面カメラは、広角レンズが採用されており、目や鼻、口といった顔の前面にあるものは大きく、髪の毛や耳からあごにかけてのフェースラインなど顔の後面にあるものは小さく写り、結果として、面長で目や口が大きく、目が離れた顔立ちに写ってしまう。

こうした状況のなか、資生堂では、自分撮りによる顔の各位置の変化方向と変化量を定量的に把握し、本来の顔に近づける画像処理技術を開発。それぞれのパーツのサイズを補正する比率を計算し、顔画像に自動で反映する。


【参考リンク】
▼資生堂 プレスリリース
https://group.shiseido.co.jp/releimg/2278-j.pdf
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