2014-08-07 09:00

トレンド

血液の巡りを良くして、秋バテ対策!

夏の「内臓冷え」
(画像はプレスリリースより)

秋の体調不良の原因は、夏冷えにあった!
2014年4月に首都圏に住む20代~40代の女性858名に実施した調査で、9月~11月に「肩こり」や「疲労」、「冷え」、「だるさ」などの体調不良を訴える女性が多いことがわかり、麻布ミューズクリニックの名誉院長で血めぐり研究所主任の渡邉賀子先生は、「これらの秋の不調は夏の生活習慣、「夏冷え」からくると考えられる」と話しています。

渡邉賀子先生は、冷房や冷たい物の取り過ぎで、体が冷えたり、室内と外の温度差で自律神経のバランスが乱れ、血のめぐりが悪くなり、秋になってから体調が悪くなる人が増加しているとも話しています。

異常気象が秋の体調不良の原因に!
夏の「内臓冷え」


今年は異常気象が続いていて象庁のデータでは、昨年以上に降水量も多いと予想され、ゲリラ豪雨が頻繁に起こることも考えられ、豪雨と酷暑で高温多湿で過ごしにくい気候になることが予想されています。

今年の夏は不安定で、冷たい飲食物や冷房などを多くの人が好む傾向にあり、「夏冷え」のためだるさを感じやすく、梅雨前線や異常気象は「だるさ前線」だと渡邉賀子先生は言っています。

この「だるさ前線」の影響が秋まで続いて、「秋バテ」を訴える人が多くなることが懸念されています。

夏から「秋バテ」対策!
第一の秋バテ対策として、夏はシャワーで済ます人が多いと思われますが、夏こそ38度~39度のぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、収縮した血管を開いて血のめぐりを良くして、内臓の冷えや冷房での冷えを解消しましょう。

炭酸ガス入りの入浴剤なら、ぬるめのお湯でも血のめぐりが良くなって、さっぱりと入浴できるそうです。

第二の秋バテ対策は、就寝前のリラックスで自律神経を整えることです。

夏冷え状態では、自律神経が乱れて、交換神経が優位な「戦闘モード」なので、副交感神経が優位なリラックスモードに切り替えることが重要です。

冷却素材で頭を冷やすの方法もありますが、蒸気がでるアイマスクなどで、目や目元を温めると緊張が和らいでリラックスできるそうです。

「秋バテ」にならないように、今から対策をして、気持ちの良い秋をむかえませんか?


【参考】
・花王株式会社プレスリリース/PR TIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000005244.html

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