2015-02-10 08:15

スキンケア

乳幼児・小学生にもUV対策を

子どものひやけに対する母親の意識調査
常盤薬品工業の調査
2015年2月9日にお湯でも落とせるミルクタイプの日やけ止め「ノブ UVミルクEX」を発売する常盤薬品工業は「子どものUV対策に対するお母さんの意識」と、成人した女性自身の「10~20代の頃のUV対策と現在の肌状態の関係性」の調査を行い、結果を発表した。

背景
世界保健機構(WHO)1992年の環境と開発に関する国連会議でUVの影響に対する活動が必要であることを宣言されたことに基づいてINTERSUNプログラムを実施している。

その成果として「SUN PROTECTION」A Primary Teaching Resourceという冊子を発行し、日差しの強いときには大人も子どももUV対策が必要としている。

子どもの日やけ防止に着目しているのには3つの理由がある。

【1】子どもの皮膚はUVにより敏感である。【2】子ども時代の日やけは後年のメラノーマや他の皮膚がんのリスクを上昇させる。【3】子ども時代は外で過ごすことが多いので、太陽の下で過ごす時間が長い。

調査結果
子どもに対してUV対策を行っている母親は4割であった。UV対応を取っているとしても、その半数は海水浴などの家族連れで旅行に出たときのみ。

UV対策を行わない理由は1位が「面倒だから」。2位は「日やけ止めの刺激が気になる」、3位は「日やけしても構わないと思っている」。

子どもが女児の場合は48%の母親がUV対策を行っているが、男子の場合は37%。

成人女性の肌に対する満足度は、10代~20代のUV対策の頻度が高いほど、高くなっていた。10代~20代に日常的なUV対策を行っていなかった日との現在の肌の悩みは「シミ・そばかすが多い」が1位。

(画像はプレスリリースより)


【参考】
・常盤薬品工業 プレスリリース
http://www.tokiwayakuhin.com/cojp/t/t1419/

・WHO:SUN PROTECTION A Primary Teaching Resource
http://www.who.int/uv/publications/en/primaryteach.pdf
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