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2015年3月30日に米国ボストンで開催された実験生物学会。そこでの研究発表を受けて、カリフォルニア プルーン協会はドライ・プルーンを食べることによって、以下の効果が期待できると公表した。

・消化管内での善玉菌の保持を促し、結腸がんの発症リスクを低下させる。

・体内の抗酸化力を高めることで、喫煙者の疾病リスクを抑制させる可能性がある。

・喫煙者のエラスターゼを低下させる可能性がある。

・閉経した女性の骨量減少の抑制や予防に役立つ。

カリフォルニアでは世界中の約42％のプルーンが生産されている。同協会はカリフォルニアのプルーン生産者と加工業者を代表する機関であり、対日活動も行っている。

プルーンに関する研究調査をはじめ、宣伝や販売促進、PR活動を実施。ホームページではプルーンを使った朝食メニューやメイン料理などのレシピの公開をしており、そのまま食べる以外の活用方法を知ることができる。

プルーンを日常的に食べることでビタミン・ミネラル類、フェノール類の摂取量が増える。その結果抗酸化力がアップし、喫煙による酸化ストレスにある程度の保護効果が現れる可能性があるという。

また、喫煙前にプルーンを食べることで肺組織の炎症兆候が減少したとの研究発表もあり、肺気腫の予防にも効果的であることがわかった。

（画像はプレスリリースより）


【参考】
・カリフォルニア プルーン協会　プレスリリース
http://www.prune.jp/news/pdf/Experimental_Biology_2015.pdf

・カリフォルニア プルーン協会　ホームページ
http://www.prune.jp/