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vol.67 ジャム作り

ここ数年、虫にやられて収穫ができなかった我が家のジューンベリー。

今年は久々の豊作でした。
毎日赤くなった実から収穫して、冷凍しておきます。

夏休み中の時間のあるうちに、ジャム作りをしてしまいましょう!
冷凍してあった果実をボールにあけて、砂糖を加え冷蔵庫に一晩置きます。
こうして一晩置くことで、果実から果汁がでてきて美味しいジャムに。
加える砂糖の量はお好みで。
糖分が多ければ長期保存に耐えますし、
あっさりとしたジャムがお好みの方は少なめに。
フランス式の甘いジャムでは、果実と砂糖の割合は1:1
日本製ジャムは果実の30パーセントくらいに糖分を控えているもの多いようです。
ただし、ジューンベリーの場合は種と皮を取り除いてしまうので、
ジャムになる果実の量ははじめの果実分量よりずい分少なくなります。
今回は大きなボールいっぱいのジューンベリーですが、
おそらくジャム2瓶くらいと推測して、
砂糖は500グラムに。
この砂糖に量、フランス式くらい多め、
我が家では甘いジャムが好みです。

一晩寝かせると砂糖も溶けて、このように果汁がでてきます。

鍋にいれて、コトコトと煮ます。

表面にちょっと泡がでるくらいの火加減で、30分くらい。

30分煮た後、実と果汁にわけます。

そして、実の方だけ濾していきます。
これが結構疲れます。
初めにもう少し煮込んで、実を柔らくして、
もうすこし荒い目の笊で濾せばよかったかな。
数年ぶりのジューンベリージャム制作、反省点多しです。

笊の裏についた果肉もしっかりこそぎ落します。
うーん!いい香りです。

果実と分けた果汁と濾した果汁をいっしょに鍋にいれて、もう一度煮つめます。
弱火でゆっくりとかき混ぜながら煮ていきます。

果汁を煮ている間に、空き瓶を煮沸します。
出上がりの量がわからないので、多めに瓶3つ準備しました。

45分ほど煮詰めて、煮沸した空き瓶に出来上がったジャムを入れ、
ふたをして逆さまに置きます。
この煮詰める時間の長さが難しい。
煮詰めすぎると時間が経つと水あめのようになってしまうし、
あまりサラサラ過ぎても、ジャムらしくない。
今回の出来はサラサラ。
もう少し長く煮詰めないといけなかったようです。

ラベルを貼って、完成!
お味はグレナデンシロップような、サクランボのような、くせになる味。
ヨーグルトにかけても美味しいんです。
労力の割には出来上がりの量が少なかったけど、久しぶりに味わう味。
ジューンベリーは育てやすいし、樹形もきれい。
さらに実もこうして楽しむことができます。
実を栽培して、それを収穫して、ジャム作り。
なかなかいいものですよ!
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