• トップ
  • >
  • vol.70 花のアクセサリー

vol.70 花のアクセサリー





今回は私がシルクフラワー作家の神坂麻衣子さんと
コラボした花のアクセサリーと
その花を制作してくださっている神坂さんのアトリエを紹介させていただきます。



本物の花のように精巧に作られた絹の花を使ったブローチです。
長く生花とともに仕事をしているものにとって、
永遠の課題は、どんな大切にしてもいつか枯れていってしまうこと。
枯れない花があれば、暮らしの中でもっと楽しめるのに。
でも、花は命があるから美しい。
そんなジレンマの中、神坂さんの花たちに出会いました。
神坂さんの花は絹の滑らかな素材から生まれますが、
できあがった花をじっと見ていると、本来この花たちが咲いている景色が蘇るようです。
この花となら、私のジレンマも解消できる、
そう考えて神坂さんにお花の制作をお願いしました。
すでにあった神坂さんの花たちに加え、
私が花の市場から生花を持ち込んで、新しい花を作ってもらうことも。
神坂さんの手が作り出す花はどれも繊細で美しい!
美しいばかりではなく、忠実に自然のまま再現してあります。
まさに、職人芸!



先日、神坂さんのアトリエにお邪魔させていただきました。
アトリエの中は神坂さんの手で作られた花たちでいっぱいでした。



また、レッスンもされているので、生徒さんたちが作ったリースもありました。



神坂さんの作品は一つ一つ丁寧に、そのありのままの姿が表現されています。

アトリエでお仕事中の作業をちょっとのぞいてみましょう。
作品が出来上がる極々一部ですが、
職人技を垣間見ることができます。



シルクの元になる布を作る花の形に合わせ切っていきます。



一枚一枚に染色をほどこし、



花の自然な質感を出すために、鏝をあてます。
花弁の一枚一枚が神坂さんの手で命を与えられるように生き生きとしていきます。



作業されるテーブルの所々に色々な花が。



私の好きなブラックベリーも



花の蕾も、葉も、すべて神坂さんの手から生まれていきます。
私が携わっているフラワーアレンジも同じですが、
作品はその人柄を映します。
神坂さんの花たちはどれもこれもチャーミング。
そしてやさしい!
まさに神坂さんご本人そのままです。

先ほどもお知らせしましたが、お教室も開催しています。
この職人のわざを身につけたい方から、
ご自分の作りたいものを先生の助言をいただきながら制作したい方まで、
幅広く対応していただけるそうです。

手作りがブームの中、
これは上級のテクニック。
でも、この教室なら自分のペースで学べます。

くわしいことは、こちらから
My Favorite Life with Silk Flower 暮らしに添える花たち
http://www4.big.or.jp/~myflower/lesson/lesson.htm





・森 美保【オフィシャルサイト】

http://www.arrierecourune.com/




美人花壇 TOPへ >>
美通信 コンテンツ一覧へ  >>