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イタリア料理は好きだけど、イタリアのことは意外と知らないことに気付きました。
そう思い、今回のイタリア旅行へ出発する前に少し本から知識を得ることに。



イタリア在住30年というエッセイストの内田洋子さんの本です。
1冊読んだら、おもしろくて何冊か続けて読み、旅行カバンにも入れて行きました。
内田さんの周りの普通のイタリア人の話が短編で綴られています。
イタリア人が変わっているのか、内田さんご本人の人としての器が大きいのか、
次から次へと面白いことが起こり、そのリアルな表現に、まるで自分がその場いるかのよう。
涙もあり、笑いもありのとても面白いエッセイでした。
この本のおかげで、イタリアの普通の人たちの生活に興味が出て、
今回のイタリア行きは、街を見る目線が変化したように感じました。



さて、その目線の先ですが、やっぱり美味しいものに眼がいきますねぇ。　
朝食のクロワッサン。
フランスだけでなく、イタリアでも朝にクロワッサンをいただくようです。



違うのは、その中身。チョコレートが入っています。
フランスのパン・オ・ショコラは棒のようなチョコレートが入っていますが、
こちらはとろーりとろけるチョコが。
カフェなどにも置いてあって、おやつやコーヒーのお共にも食べるみたいですね。



カスタードクリームの入ったクロワッサンも。
ぜひ、イタリアにいらしたときは試してみてください。



こちらは「CASTRONI」という高級食料品屋さん。
ローマに何店舗かあるようです。



入口を入るとすぐカフェになっていて、みなさん、さっとコーヒーを1杯飲んでいきます。



私はカフェ・マキアートを。
エスプレッソに少しミルクが入ったもの。
イタリアのコーヒーはフランスのエスプレッソより濃く、量も少ないようです。
ゆっくりコーヒーを飲むというより、くいっと一気に飲んで、気合を入れるって感じ。
私も郷に入れば郷に従えで、くいっと飲んで、イタリア食材の並ぶ店の奥へ。



あまり広くない店内にびっしり商品が並んでいます。
お土産選びにも良さそうです。



私が「CASTRONI」で購入したものを紹介しますね。
日本でも、有名な「BABBI」。
ウエハースにチョコレートをコーティングしたチョコレート菓子。
じつはこれ、私の大好物。
日本のように色々な味のBABBIはなく、このダークチョコのみ。
値段も日本の半分くらい。
スーパーなどでは、BABBIは見かけなかったので、
BABBI好きな方はぜひ、こちらへ。



イタリアのコンソメです。
オーガニックで、顆粒状なので、使いやすい。
これはクラシコで、一般的なお味。
野菜だけのもあります。



アンチョビのペースト。
普通はチューブ入りが一般的でそちらの方が使い勝手もよさそう。

これは先に紹介した内田さんのエッセイによく登場する、
フランス国境に近いイタリアの村「リグリア」産。
地中海に面した静かな村らしい。
もちろん、リグリアには行ったことがないけれど、
内田さんのエッセイから想像が膨らみます。
きっと無口な漁師が獲ったイワシかな？なんて思いをはせながら、
サラダを作るのも悪くないなと思い、購入。
早速、アンチョビのドレッシングを作りましたが、
簡単、便利、美味しい！で、
よかったです。

CASTRONI
http://www.castroni.it/

・森 美保【オフィシャルサイト】

http://www.arrierecourune.com/