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vol.79 花瓶をいくつ持っていますか?
私のお花の教室のレッスンの生徒さんから、
花瓶は場所をとるし、収納に困るという話を聞きます。
確かに、花器は形がまちまちなので重ねることはできないし、
意外と収納に場所をとります。
私がアドバイスするのは、2つ。
ひとつは花器以外のものを花瓶として利用すること。
もうひとつは、花器はそのまま収納せずに、飾ったり、利用したりする。

ガラスのシンプルな花瓶。
冬なので、毛糸の玉を作って中に入れれば、飾っておいてもかわいい。

これは、お皿のような花器。意外と重宝する花器。
普段はドライフラワーとリボンを飾って、テーブルの上に。

これは大きめの花瓶。スリッパを入れて活用。

大きなガラスの花瓶はコットンフラワーを入れて、床置きに。
他には、空き缶やピッチャーなどそのまま部屋においてあるものに、
花をいけることはよくあります。

そういう時に便利なのが、ペットボトルを切ったもの。
普段、口にするものが入っている器や、カゴのように水が漏るものに、
花をいけるときに便利です。
毎日寒いので、春が恋しくて、
花屋さんで、小さい花の桜、啓翁桜を買いました。
啓翁桜はケイオウザクラと読み、早ければ年末から花屋さんで見かけることができます。
硬い蕾から花びらが広がる様子は、まさに春を感じます。
庭のバラの剪定で切ってしまった枝が、赤くきれいだったので、
いっしょにいけてみました。
啓翁桜はまっすぐな枝なので、バラのしなやかな枝ぶりと相性がよさそう。

普段はドライフラワーを入れているカゴに、
春らしく、桜にチェンジです。

ドライになったスパニッシュモスは残して、ペッツボトルを隠くすために使います。
中にペットボトルをセットしています。

こちらは古い缶。水漏れするので、やはりペットボトルをセット。

啓翁桜にバラの赤い葉がきれいです。

最後はクリスマスローズ。
庭で寒さのためか、這いつくばるように咲いていました。
短い茎なので、先ほどのお皿のような花器に浮べます。
少し、花を飾るだけで、春がぐっと近づいた気がします。
春はもうそこまで。寒さももう少しの辛抱ですね。
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