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vol.96 チョコレートの香りのする花



チョコレート。
好きというより、私の一日に欠かせないアイテムです。
モーニングコーヒーとともに、ちょっと疲れた時に、
ランチの後に、などなど、一口のチョコが一日のアクセントになっています。
少し前、チョコレートの原料であるカカオの起源が、
一般的に言われているメキシコではなく、南米のエクアドルだったという記事を読みました。(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181105-00010002-nknatiogeo-sctch
その記事によると、カカオの栽培はおよそ2400年前から13000年前のどこかの時点で起こった可能性が高いそうです。その後南米から中米に渡り、昔はお金や神事の飲み物にしていたらしい。
コロンブスの時代、スペイン人は新大陸でカカオを発見。同じ頃大量に生産されるようになった砂糖と合わせて、今のココアのような飲み物を思いついたようです。
そして、スペインの王室からフランスの王室に伝わり、現在のようなチョコレートが作られるようになったそうです。



この花、その名も“チョコレートコスモス”
チョコレートの香りがほのかにします!
コスモスの仲間なので、基本は外で育てる品種ですが、暑さ、寒さに弱く、あまり初心者向けではありません。
私も地植えにしてみたことがありましたが、
何年か少し花をつけただけで、いつの間にか消えてしまいました。
今回は鉢植えにして、リベンジです。
夏は日陰に置き、冬はベランダの陽のあたる所に置くといいそうです。
鉢植えで植物を育てる時の基本は水やりの仕方。
表面の土を触って、完全に乾いたらたっぷりと水をあげます。
そして、乾くまで水はあげません。

チョコレートコスモスは切り花でも人気。
他の花にないチョコレート色がアレンジのポイントになって、
花合わせにとても重宝します。



買ってきたチョコレートコスモスの鉢、
咲いている花は切って、部屋の中で楽しむことに。
庭のシロタエ菊の葉と合わせました。
グレーの葉色がチョコレート色の花をとてもよく引き立てます。



器は和のゴブレット。



中にミニ剣山を置きます。



まず、中央からちょっとずらして、
シロタエ菊をミニ剣山に挿します。



シロタエ菊の左右にチョコレートコスモスを挿します。
左右ずらして、花の位置が並ばないようにしましょう。



後ろに、小さめのシロタエ菊を入れて、
奥行きを出します。
これで完成です。

それでは、チョコレートコスモスを飾って、
チョコで一息、ティータイムを楽しむとしましょうか!





・森 美保【オフィシャルサイト】

http://www.arrierecourune.com/




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