• トップ
  • >
  • vol.102 フランス リヨンの楽しみ

vol.102 フランス リヨンの楽しみ


縁あって、フランス第3の都市リヨンを訪ねることが多い。
フランスの南部に近く、大きな2つの川が流れるこの静かな街が気に入っています。

パリからフランスの新幹線TGVに乗って約2時間、美食の街、リヨン。
旧市街から古く絹織物の産業が盛んだったクロワ・ルース界隈にかけての
リヨン歴史地区は世界遺産に登録されています。
パリに比べて、さほど大きくないリヨンはブラブラそぞろ歩きが楽しい。

今回、街歩きの目的にしたのは、建物の壁に描かれただまし絵探し。



クロワ・ルース地区にあるだまし絵です。
建物の壁面に実物大に描かれた絵。
街の風景にすっかり溶け込んでいます。
よく見ると絵の中に小さな本物の窓があり、
実際にこの建物に住んでいる人がいるようです。



これはソーヌ川の近くにあるだまし絵。
あの有名なフランス料理のシェフポールボギュースや星の王子様も描かれています。
このだまし絵には他にもリヨンを代表する人物が描かれているそうですよ。



こちらは窓が本棚になっているだまし絵。
正面には郵便配達の人が描かれていますが、
その右の郵便ポストは本物です。



遠くからでも目立つバラの花。
だまし絵だけでなく、こんな壁画もあります。

目的の壁画を探し当てるのも楽しいけれど、
その途中で出会う見知らぬ通りや風景が何より興味深い。
すでに知っている風景でも、眺める角度や方向が違えば、
新しい感動があります。



路地の向こうに見えるフルヴィエールの大聖堂。
自分だけの景色を見つけることができます。

派手さはない街だけれど、フランスらしい古い佇まいが残る街リヨン。
パリの喧騒に疲れたら、ちょっと出かけてみるのもいいですよ。



だまし絵
リヨンぺディア
https://www.lyonpedia.com/ja/visiter/mur_de_lyon.html





・森 美保【オフィシャルサイト】

http://www.arrierecourune.com/




美人花壇 TOPへ >>
美通信 コンテンツ一覧へ  >>