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vol.12 お正月のしつらえ



新しい年を迎える準備、
残念ながら、年々簡素化されてきているようです。
元旦から営業している店が増えて、普段と変わらない町の様子や、
集合住宅などが多くなり、門松を飾るところがなくなってきたことが原因かもしれませんね。
でも、お正月のしつらえは歳神さまを我が家に迎え入れる大切な準備です。
1年の無事を感謝し、来年のさまざまな実のりをお願いする、いわば幸運を招き入れるためのもの。
そういうことなら、お正月の準備は、やはり欠かせませんね。



玄関のドアにこんなモダンなお正月リースはいかがでしょうか?
アーティフィッシャルフラワーと伝統的な日本のしめ縄をベースに作りました。
お正月らしい素材と現代的な素材の以外なミックスが新鮮ですね。



準備するものは、つる状のアーティフィシャルフラワー。ここでは小さな花をつけたつるになったアーティフィシャルフラワーを使いましたが、アイビーなどのグリーンのガーランドでもよいです。そしてしめ縄。細〆、ごぼう〆などといわれる細めのしめ縄です。
これがリースの土台になります。



飾りに使うのは、松と松ぼっくり、そして紅白の水引です。
これらをベースに取り付けるために緑色のワイヤー(♯24)を用意します。



まず、しめ縄をほどいて3本バラバラにします。



さらに、3本バラバラにしたしめ縄をねじってほどいていきます。



つる状のアーティフィシャルフラワーはリースのベースになるように丸めて留めます。
アーティフィシャルフラワーは中にワイヤーが入っているので、自由に形作ることができます。



ほぐしたしめ縄をアーティフィシャルフラワーの輪より小さめに丸く束ね、



アーティフィシャルフラワーのベースに重ねて、ワイヤーで固定します。
残った2本のしめ縄はアーティフィシャルフラワーのべースと同じくらいの大きさに丸く束ね、さらに重ねてワイヤーで留めます。



松の上に水引、松ぼっくりを配置し、それぞれワイヤーで留めます。
この時、水引は赤が右にくるようにします。
最後に上の余分なしめ縄の端の部分をハサミで切り落とし、吊るすためのワイヤーを作って、出来上がりです。
たまには、こんな手作りのリースで新年を迎えて、歳神さまに1年の幸せをお願いしましょう。どうです?いい年になりそうな予感を感じませんか?
それでは、来年もよろしくお願いいたします。
どうぞ、皆様にとって来年がよい年になりますようにお祈りしております。



・森 美保【オフィシャルサイト】

http://www.arrierecourune.com/




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