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vol.17 チャリティーローズ KIZUNA





アプリコット色の愛らしいバラ。
名前はKIZUNA。
2011年 3月11日、東日本大震災が日本を襲いました。
震災後、被災地のためのチャリティーローズとして、
フランスのオールドローズ協会から贈られました。
震災の悲惨な映像が世界を駆け巡り、外国の人々の心にも大きな衝撃を与えました。
しかし、オールドローズ協会の人たちはその衝撃をそのままにせず、
チャリティーローズKIZUNAを日本へ届けてくれました。
私が代表を務めているNPO法人チャリティーローズ絆は、
このバラの助けを借りて、被災地支援の活動に取り組んでいます。
KIZUNAの売上の一部はNPOに寄付され、被災地のために使われています。
活動内容、KIZUNAのストーリーは、下記のサイトからご覧ください。

NPO法人日仏チャリティーローズ絆
オフィシャルサイト
http://www.charity-rose-kizuna.com/

そして、今年も3月11日を迎えました。
NPO法人チャリティーローズ絆では、鳥取県八頭郡智頭町にある、
智頭急行 恋山形駅でのKIZUNAの植栽式に出席しました。



恋山形という駅は、日本に4つある“恋”がつく駅のひとつです。
ハート型の絵馬が恋をかなえてくれるらしいですよ。
このうわさを聞いて、全国から観光客が訪れるそうです。
震災から4年がたち、人々の心から遠ざかり始めた震災の記憶。
智頭町では、このバラを見て被災地のことや大震災のことを思い出してもらうために、
町内に少しずつ苗を植えています。



今年の3月11日の植栽式では、智頭農林高校の生徒さんたちがKIZUNAの苗を植えてくれました。
東北から遠い智頭町で、しかも彼らは震災のあったときはまだ小学生や中学生。
震災は遠い出来事といった感じだったかもしれません。
でもKIZUNAを植えたことで、少し震災を身近なことと感じてくれれば、
ほんとうにうれしいです。



KIZUNAは、木立性、四季咲きのとても丈夫なバラです。
咲く時期によって、花色が微妙に変化していきます。
香りは強く、ミルラ香とよばれる、植物特有の青臭さを伴った甘い香りがします。
花弁の数が多く、きれいな花型に咲いてくれます。

アリエールクール・ユンヌでは、今年の苗の販売受付を始めました。



また、切り花のKIZUNAもあります。
販売は4月から10月までです。
苗、切り花とも、
お問い合わせは、森 美保オフィシャルサイトからお願いいたします。



・森 美保【オフィシャルサイト】

http://www.arrierecourune.com/




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