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vol.38 春の球根、かわいいぞ!


うぐいすのさえずりも聞こえるようになって、
春の気配を身近に感じます。
春の花と言えば、まず桜を思い浮かべる方も多いと思いますが、
チューリップなどの球根の花も、春の花の代表選手です。



春の球根の花って、どうしてどれもかわいいのかしら。
でも花も愛らしいけれど、球根そのものも好き!
ふっくらとした球根から白い根が出ていて、あぁ、生きてるって感じ。
でも室内に土を持ち込むのは、、、という方も多いはず。
それなら、苗のムスカリの球根を土から取り出して、
水で洗って、花瓶に挿してみました。



小学校でやった水栽培、思い出しますね!
球根自体に栄養を蓄えているので、切り花より花持ちがいいですよ。
根が水を浄化するのか、花瓶の水もあまり濁りません。



花瓶が細くなった部分に球根を留めて、根が水の中に浸かるようにします。



ラッパ形や水栽培用の器がないときは、ワイヤーで工夫しましょう。
ワイヤーで球根を支えて、反対の先を丸めて花瓶の淵に引っ掛けます。
ワイヤーの黒のラインが全体のアクセントに!
球根から出た根が気持ちよさそうに水の中で泳いでいます。



ワイヤーは3mmのアルミ線、ホームセンターなどで手に入ります。
手で簡単に曲げることができる太さです。
球根を留める部分は、ワイヤーを縦にくるくるとさせ、
花瓶の淵に留める反対側は、平らに丸めます。



縦に丸めたワイヤーの中に、球根をセットして平らに丸くしたワイヤーを花瓶の淵に引っ掛けます。



こんな道具があると便利です。
左は手芸用の丸ペンチ、ワイヤーを丸めるのに使います。
右はワイヤーをカットするためのペンチです。
どちらもホームセンターで売っています。
このアルミ線とペンチがあるといろいろと重宝しますよ。



写真の写りが悪いですが、これはこのワイヤーで作ったリースです。
同じ道具と材料で、こんなものを作ることも。
生花を飾れるように、小さな瓶をワイヤーで固定させています。
このリースの作り方は、今月出版された私の監修本にくわしく載っています。



フラワーアレンジの基本からちょっとしたアイデアまで、
たくさんの作品の写真とともにくわしく解説されています。
花屋さんで買うことができる生花の図鑑も付いています。
価格は1300円+税です。

全国の本屋さん、Amazonなどのサイトで購入できます。
今回は私の本の宣伝までしてしまいましたが、
花を愛でるには最高の季節がやってきました。
ぜひ、家でも、外でも、大いに楽しんでくださいね!





・森 美保【オフィシャルサイト】

http://www.arrierecourune.com/




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