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vol.54 お正月、年の暮れ。


今年もあとわずか。
お正月の準備、はじめてますか?
大掃除におせち料理、鏡餅や松飾り。
日本らしいお正月を迎えるのは意外とたいへん。
お正月は氏神様が家にいらしてくださる時、
その目印となるのが松。
ということは、何をさておき松を飾らねば。



今年も作りました、お正月のリース!



材料は
若松1本、六角柳(しだれ柳)4本、銀染めの柳1本、
紙のしめ縄半分(写真は1本)、ダリアの造花1本。



道具はクリスマスリースの時にも使ったグルーガン、
茶色の地巻きのワイヤー♯26
飾りでワイヤーは隠れるので、地巻きでなくてもOKです。



紙のしめ縄は2本の束が巻いてあるので、
1本ずつわかけて、その1本を写真のようにほどきます。



ほどいたしめ縄はリースを吊るすための紐用1本をぬいて、
あとは半分に分けます。



六角柳を写真のように丸めます。
リースの輪の直径は30センチくらいです。
硬い枝はゆっくりとやさしく曲げて、丸くします。
先の方の細い枝の部分はリースの下方に垂らします。



束ねる部分は2か所以上、ワイヤーで留めます。
1か所しか留めていないとリースの形が
丸ではなく涙形になってしまうことがありますので、注意しましょう。



さらに銀の染めた柳を重ねてワイヤーで留めます。



銀の柳の小枝で小さな輪をつくり、リースの上に留めて、
さらに赤いしめ縄の紐で吊せるようにします。



紙のしめ縄は、ひとつは先を丸めて束ねて、ワイヤーで留めます。



それを柳のリースの束ねた要の部分にワイヤーで留めます。



もうひとつのしめ縄はこんなふうに蝶々ぽく束ねます。
やはり、ワイヤーで留めます。



先ほど留めたしめ縄の上に重ねます。
だんだん華やかに。



その上にさらに松をワイヤーで取り付けます。
向きはバランスを見て決めます。



最後に松の上にグルーガンで、造花のダリアをつければ完成。
ダリアの花びらの一部がちりめん柄になっていて、
お正月らしさが出ています。

クリスマスが過ぎたら、
氏神様がわかるように、松のついたリースを玄関に。
一夜飾りにならぬように、早めに飾りましょう。
いらした氏神様は鏡餅を飾ったところのような清らかな場所に留まるそうです。
リビングにはやっぱり鏡餅ですね。
クリスマスが終われば、すぐにお正月の準備。
ほんとに、日本の暮れは忙しい!





・森 美保【オフィシャルサイト】

http://www.arrierecourune.com/




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