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vol.57 旅の基本は朝市にあり! パリ編
旅行に出ると、まずは市場に出かけてみます。
その国の人が日常食べている食材や、この季節の旬の食べ物をチェック。
旅行中なので、買って帰ることはできませんが、
お国柄を感じることができ、ランチや夕食のメニュー選びの参考にもなります。
今回のパリ滞在では、3つ星シェフも御用達のイエナの朝市に出かけました。

イエナには、6番線 Charles de Gaulle Étoile行きメトロを利用。
私はパリに来ると当てもなくこのメトロに乗ります。
地下鉄ですが、この路線は地上を走る時間が長く車窓からの眺めがいい。
何といっても車両がセーヌ河を渡るとき、”これぞ、パリ!“の景色が目の前に広がります。
セーヌ河とエッフェル塔、まさに絵葉書!
メトロの料金1.90ユーロでできるパリ名所観光。ぜひ、天気の良い日に。
シャルル・ドゴール・エトワール行きなら、右側、
逆のNation行きなら左側の窓の近くに陣取ることをお忘れなく!
エッフェル塔が過ぎたら、まもなく下車駅のTrocadéroです。

トロカデロ広場からIénaの駅まで続く プレジダン・ウィルソン通りが
イエナの朝市がたつところです。

まずは魚屋さんをチェック。
今夜は海老が食べたいなぁ。

牡蠣も雲丹もおいしそう!
魚の名前をメモって、夕食のメニュー選びの参考に。

きのこも外せませんね。

リンゴばかり売っているスタンドを発見。
日本の“ふじ”もあります。


手作りのリンゴや洋ナシのジュース。
小さいリンゴジュースを買って一息。
身体にしみわたる美味しさです。
そろそろお腹もすいてきました。
今日は有名なクレープ屋さんはお休みのよう。

変わりにこんなお店を見つけました。

クレープのようですが、すこし厚めの生地に、
お肉ベースのソース、お好みでチーズもはさんで、
さらに鉄板の上で温めてくれます。

トマトソースにお肉が入って、ちょっとスパイシー。
もちろん暖かくて美味しい。
寒い冬に、朝市をひやかしながらいただくのにピッタリでした。
生地が厚いので、お腹がいっぱい。
伝統的なフランスのクレープとは違うので、
帰国後少し調べてみました。
同じようなクレープは見つかりませんでしたが、
クレープを焼いている鉄板の形から、
どうやら、トルコ料理に近いようです。

忘れず、お花屋さんものぞきます。
チューリップやヒヤシンス、ラナンキュラスと春の花がいっぱいでした。

素敵なユーカリを発見。無造作にこれだけ活けたらオシャレだな。
でもこの色のユーカリ、日本では見かけませんね。
フランスの朝市の良さは、生産者の方が直接売りに来られるスタンドがあること。
消費者と生産者が顔合わせて話をして、
消費者は野菜やチーズなどの商品の知識を教えてもらい、
生産者は消費者のニーズを肌で感じられる。
大都会のパリでさえ、こんなに畑と食卓が近い。
さすがグルメの国です。
食材の下調べも完了。
さて、今晩は何を食べようかしら?
イエナ朝市
Avenue du President Willson
16区
開催日:水曜日7:00~14:30 /土曜日7:00~15:00
アクセス:メトロ9番線 Iéna メトロ6番線 Trocadéro
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