第48回 シャンプーの話

かれこれ開発をはじめて2年くらい経つのか。サンプル出しは30回近いだろう。

やっと最終の香り付けまで来た。ほぼこれで決まり。なんとなく中身は完成が見えて来た。今度はポトル、ロゴデザイン、値段設定ともうひと頑張り。

シャンプー製造のコンセプトは次のとおりです。
①、開発の理念・・・ 「現状のシャンプーは洗浄力(界面活性剤)が毎日頭皮を洗うには強すぎる。界面活性剤(洗浄成分)をゼロにして “スキンバリアーを残す” をキーワードにシャンプーを作る。」

②、開発の切欠・・・「インド、タイなどシャンプーを然程しない人々でも髪はフサフサしているわけですし、逆に、先進国の人の方が頭皮、髪に悩みがあるのではないか?と考えたわけです(特に日本) 。洗剤(シャンプー)の使いすぎによる頭髪の問題は、毎日髪に従事する美容師の人たちには思い当たるところが有ると思います。」

③、開発途中の変更・・・「泡が必要ということは、界面活性剤がゼロは無理ということで、極力弱い界面活性剤を最小に使用。少なくても、十分に泡立ちが良く、泡切れが良く、泡が細いシャンプーを実現できました。もちろん、スキンバリアーを残すので、リンス、トリートメントは不要になります。」

④、結果・・・「成分は、天然ものと半合成成分と言われるものまでで防腐剤も天然です。アミノ酸系、天然由来成分、ノンシリコン、他にない成分としては、ブロッコリーシードオイル、アルガンオイル(オーガニック)、高純度フルボ酸等、頭皮に良いと言われる成分を配合しました。

天然系でこれだけの使用感はあり得ないかと!!








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