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2016-04-07 12:30

食・ヘルス(健康)

サードウェーブコーヒーに続く、新トレンドに!?『コーヒーバッグ』がブームの兆し

コーヒー
コンビニコーヒー、トクホコーヒー、サードウェーブコーヒー…。
近年何かと移り変わりが激しいコーヒー業界だが、2016年は早くも新しいスタイルのコーヒーがトレンドとなりつつある。

それが、『コーヒーバッグ』。ティーバッグのように淹れるコーヒーのことで、カップにお湯を入れてコーヒーバッグを浸すだけで、紅茶のように簡単にレギュラーコーヒーを淹れることができる。
最近では大手メーカーやコーヒー専門店もこうしたバッグタイプのレギュラーコーヒーに注目しており、『コーヒーバッグ』を新商品として投入する企業も増えているという。


約7割が家庭でコーヒーを飲む機会が増加
コーヒー
トレンドに関する予測や発信をおこなう情報機関「トレンド総研」によると、『コーヒーバッグ』は生活者の実態やニーズにも合致したアイテムなのだとか。

同機関が、20~50代のコーヒー飲用者500名におこなった調査によると、「コーヒーを自宅で飲むことがある」人は87%。さらに、約7割が「ここ数年で家庭においてコーヒーを飲むことが増えた」と回答している。

コーヒー
「家庭用コーヒー」を選ぶ際のポイントとしては、「味が美味しい」「手軽である」「香りがよい」「価格が手頃である」が上位となった。味や香りに対する満足度を求める一方で、淹れる手間や価格の手軽さも重視する人が多いことがわかった。

味や香り、そして手軽さも実現
そして、こうしたニーズをかなえるのが、まさに『コーヒーバッグ』。バッグタイプの抽出方法を取り入れることで、味や香りに妥協することなく、本格的なレギュラーコーヒーを手軽に楽しむことができる。
コーヒー
実際に、『コーヒーバッグ』を試してみたいと思うかを質問したところ、全体の実に73%が「そう思う」と回答した。

お湯を注いで1分待つだけで、本格的なコーヒーが完成
また、大手企業も『コーヒーバッグ』市場に参入している。

日本コカ・コーラ株式会社では、2016年3月に『コーヒーバッグ』スタイルの新製品を発売。同社のマーケティング本部コーヒーグループ・清水文子さんは、以下のように述べている。

「この度当社では『ジョージアカフェ コーヒーバッグ』を発売開始いたしました。アラビカ種100%のコーヒー豆がたっぷり9g入ったメッシュのコーヒーバッグをカップに入れ、お湯を注いで1分待つだけで、本格的な淹れたてで味わうことができます。」

忙しい朝でも簡単に美味しいコーヒーを淹れることができるのは、忙しいビジネスマンや主婦にとっては嬉しい限り。お湯を注ぐときに粉をこぼす心配もなく、後始末も簡単。日々のコーヒーブレイクをさらに快適にしてくれる注目アイテムとなりそうだ。
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