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vol.41 この季節、ぜひバラ園へ!


バラの季節になりました!
全国には色々なバラ園があります。
バラの種類の豊富さ、規模の大きさでは、やはり岐阜県の「花フェスタ記念公園」
関東地方では、有名な「京成バラ園」ですね。
九州の「ハウステンボスバラ園」も見事です。
また、兵庫県の「姫路ばら園」のように個人で経営されているバラ園もあり、
それぞれバラ園によって、特徴もあり、よさもあり、どこも訪ねても、よかったと思わせてくれます。
ただ、バラの開花時期はほぼ同時期。
この季節になるとどこのバラ園に行ってみようか迷ってしまいます。
今回ご紹介するのは、川崎市が運営している「生田緑地ばら苑」
なんと、入場無料です!
そして、まさに秘密の花園のような所。



東京都に隣接した「向ヶ丘遊園地」が2002年、閉園し、
ばら苑の存続を希望した市民の声に川崎市が答え、
運営を引き継いでくれました。



バラ533種、4700株、
関東最大の「京成バラ園」の1000種、1000株には及びませんが、
都心に近いバラ園でこれだけのバラが楽しめるなんて、すばらしいことです。

苑内のバラは250人のボランティアの方々に支えられて、
春と秋の公開時期には、みごとな花を咲かせます。
近づいて一株一株のバラを見ると、よく手入れされているのがわかります。
以前にこのコラムでご紹介した
「横浜イングリッシュガーデン」(http://www.beauty-news.jp/pages_flower_71.html)の庭とは、また違った趣があります。
「横浜イングリッシュガーデン」は空間の空気感がすばらしく、
バラだけではなく、一緒に植えられている多くの他の植物とともに、庭全体を楽しむことができます。
迷路のようにガーデン内を散歩、覆いかぶさるように咲くバラの下をくぐりぬけることができます。



それに比べて、「生田緑地ばら苑」は、この解放感、
一面にバラが広がります。



また、コーナーごとにバラが分類され、
一輪一輪のバラの花を大切に愛でるように、
苑内を散策することができます。
バラの種類や名前を覚えたい方はぜひ!
とてもわかりやすく表示されていますよ。



そして、すばらしいのがこのばら苑の環境です。
周囲を森林に囲まれ、ぽっかりと開けた花園。
小鳥のさえずりが常時聞こえてきます。
この自然の恵まれた環境、バラの季節以外も気持ち良さそう。
残念ながら、公開は春と秋のバラの季節のみ。
公開日が近づくとホームページでお知らせしてくれます。
この春の公開は、
5月12日から29日まで。



期間中、苑内でバラの苗を販売します。
私もお手伝いします。
ぜひ、来苑されてお声をかけてくださいね!

生田緑地ばら苑:http://www.ikuta-rose.jp/index.html
花フェスタ記念公園:http://www.hanafes.jp/hanafes/index.php
京成バラ園:http://www.keiseirose.co.jp/garden/index.html
横浜イングリッシュガーデン:http://www.y-eg.jp/
ハウステンボス:http://www.huistenbosch.co.jp/
姫路ばら園:http://www.himejibaraen.com/





・森 美保【オフィシャルサイト】

http://www.arrierecourune.com/




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