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vol.2 検査しても異常がない病気!?

体は不調を感じているのに、検査しても異常がない、という心の病気があります。


それが、自律神経失調症。まず自律神経というのは、自分の意思ではコントロールできない神経のことです。


例えば、心臓の動きや、胃の消化を自分で止めたりはできませんし、息が上がっている時に、止めようと思っても出来るものではありません。それらは、自律神経が勝手に調節してくれているからです。


自律神経失調症とは、このバランスが乱れてしまった状態。例えば、運動もしていないのに、汗をかいたり、息切れがしたり、胃痛、頭痛、不眠などの症状といった身体症状があらわれたり、イライラや不安感、無気力、集中力や記憶力の低下などの精神症状もあらわれることが多いようです。


そして、出てくる症状は検査しても異常がないのが特徴です。胃が痛いから、胃カメラの検査をしても異常なし。頭痛がひどいから、検査をしても異常なし。


簡単な検査から、精密な検査をしても、特に病気は見つからず「異常なし」と言われてしまうのです。そのため「気のせい」や「怠け病」とか心無い言葉を言われてしまうことも…


では、そもそもなぜそんなことが起きるのでしょうか。どうやら、その人のもともとの体質、性格、不規則な生活習慣、そして最大の原因「ストレス」が大きな原因になっているようです。


満員電車、会社の異動や、転職、長時間労働、失恋、人間関係における葛藤など、少し考えただけでも、ストレスはたくさん


ストレスは誰にでもあるように、自律神経失調症は、決して特定の人だけがなるようなものではないのです。


ストレスを溜め込みすぎず、うまく付き合っていきたいものですね。


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