2011-11-21 12:30
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復活を遂げた人気女優、うつ病の過去を語る

キルスティン・ダンスト、トークショーで
幼いころから子役としても活躍し、人気女優として絶頂にあった20代半ば、アルコール依存症とうつ病を併発し、一線を退いていたキルスティン・ダンスト。2012年公開のラース・フォン・トリアー監督最新作『メランコリア』で、本年のカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞、まさに華麗な復活を遂げたが、そんな彼女が先日、人気トーク番組で辛かった時期のことについて語ったそうだ。19日、ハリウッドチャンネルが伝えている。2008年2月には精神科クリニックに入院していたそうで、当時のことを話すのは、やはり今も慣れないことだとか。でも今は克服したので、ある程度客観的に見れるようにもなっているようだ。
「あの時私はうつ病で、それは女優としてのプレッシャーがとても大きかったからだと思う。常に本当の自分と演じる自分のせめぎあいだったし。小さい頃からずっとそういう状態だったから、一度休憩する時間が必要だったの。」
とまっすぐに答えたそうだ。
(Photo by Jason LaVeris – (C) 2011 Jason LaVeris – Image courtesy gettyimages.com)
より深みをもって演じる彼女の今後が楽しみ
躁うつ病など精神的な病に悩む俳優やセレブは少なくない。彼女も華々しい世界の中で苦しんでいた一人なのだろう。現在はハリウッドのセレブらが集う賑やかなパーティーは避け、出演作のレッドカーペットやプロモーションにのみ出席するというかたちで、静かな生活を送っているそうだ。そうすることで少しでもバランスがとれるのであれば、静かに見守りたい。そして、番組中
「あの時のことはとても貴重な経験だったし、女優として今後活かせると思っているわ」
とも語ったそうで、きっと今後、彼女はすべてを受け止めてさらに輝きを増す、深みをもった演技で魅せる女優として活躍していくであろう。そんな期待を抱かせてくれる告白だった。
外部リンク
ハリウッドチャンネル(コメント引用元)
Kirsten Dunst IMDb
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