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2012-11-21 11:00

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東南アジアや中国の若い女性では、韓国がアジアン・ビューティーのお手本?

博報堂・アジア女性の美容意識
博報堂「Global HABITレポート Vol.6」
博報堂は11月19日、“「Global HABITレポート Vol.6」14都市調査からみるアジア女性の美容意識”として、アジア14都市の女性のメイク・スキンケアなどの美容意識について分析した結果を発表した。
<調査概要>
【調査都市】14都市
中国(上海/北京/広州)、香港、台湾(台北)、タイ(バンコク)、韓国(ソウル)、シンガポール、マレーシア(クアラルン
プール)、フィリピン(メトロマニラ)、インドネシア(ジャカルタ)、ベトナム(ホーチミンシティ)、インド(デリー、ムンバイ)
【調査対象】15~59歳男女
【サンプル数】8,646s(各都市500~900名)
【調査時期】2011年5月下旬~8月上旬

「Global HABITレポート」は、グローバル市場でのマーケティング戦略に活用するためのオリジナル生活者調査で、2000年より毎年、アジアと欧米の主要34都市で中・上位収入層を対象に実施。

香港・台北は日本、東南アジアは韓国・欧米の影響が強い
「レポート」によると、<美容アイテム使用状況>では、「スキンケア品」(洗顔料はのぞく)と「メイクアップ品」の使用率は、香港、台北、ソウル、中国3都市などの東アジア都市ではスキンケア品の使用率94.6%、メイクアップ品の使用率71.4%と、スキンケア品の使用率がメイクアップ品に比べて高く、東南アジア(スキンケア品の使用率73.6%、メイクアップ品の使用率87.4%)と、インド(スキンケア品の使用率60.4%、メイクアップ品の使用率97.4%)ではメイクアップ品の使用率がスキンケア品を上回る。

また、<メイク・ファッションのお手本>では、 「メイク・ファッションについてどの国から影響を受けているか」をみてみると、香港・台北は「日本」の存在感が高く、「自国」を上回る影響力をもっている。一方で、東南アジアでは「韓国」と「欧米」の影響が強く、15~29歳という若年層でみると「韓国」をあげる人が多い。中国3都市でも、広州は「日本」「韓国」が同程度だが、上海・北京では「韓国」のメイク・ファッションの人気が高く、15~29歳でその傾向が強まる。「東南アジアや中国の女性、特に若い層にとっては、今や韓国がアジアン・ビューティーのお手本となっているといえそうだ」、としている。

外部リンク

博報堂 ニュースリリース「【Global HABITレポート Vol.6】14都市調査からみるアジア女性の美容意識」
http://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/7975
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