2013-01-12 09:30
トレンド
世界中で男性の化粧がポピュラーに?【アラスカ】

韓国人男性のスキンケア売上げが世界の2割超える
1月13日、アラスカのニュースサイト Alaska Dispatch では、男性の化粧についての記事が掲載された。(写真は男性専門の化粧品やエステを展開するカナダの企業ウェブサイト)
ガールフレンドにファンデーションやコンシーラーを借りたことのある男性はいるだろうか。化粧品をプレゼントされたことのある男性はどれくらいいるだろうか。アラスカではまずみられないが、韓国ではこんなこともある。
Alaska Dispatch によれば、特にアジアの男性化粧産業が著しい成長を見せているという。
韓国ではすべての男性に2年間の兵役義務がある。一世代まではその徴兵制度が作り上げたイメージそのままだった韓国人男性だが、現代の若者はまったく違う。彼らは「カワイイ」と言ってもよいくらいだ。
少し古い調査だが、ユーロモニター・インターナショナルのリサーチによれば、2011年の韓国男性化粧品市場の売上げは495ミリオンドルであった。これは全世界の21%にもおよぶ。
ただし、売上げの多くは洗顔料やフェイスクリームなど、身だしなみとしてのスキンケア化粧品で、メイクアップに関するものではない。
これは世界的に見られる傾向で、BBC放送では男性の身だしなみやメイクアップ専門の番組もあるという。昨今の日本人男性のルックスを見ても納得がいくだろう。化粧品だけではなく、鼻を高くするなどの美容整形に投資する男性も増えている。
変化する男性の魅力 古来より男性の化粧は存在するが
韓国では「フラワー・マン」と呼ばれる女性的な男性が人気だ。力を誇示するだけの男性を魅力的と感じる女性が少なくなっている。男性の化粧は今に始まったことではない。古代エジプト時代の男性は墨をアイラインとして使っていたし、エリザベス朝では雪のように白い粉をはたいた男性の顔が好まれた。アフリカ人男性のアートとも言える顔化粧は現代も続いている。
ためらわず、試してみてはどうだろうか?意外と気に入るかもしれない。
記事はそう締めくくっている。しかし、男性の化粧が女性の化粧ほど一般的になる日が来ることは想像しにくいが、どうだろうか。
外部リンク
Alaska Dispatch
http://www.alaskadispatch.com/
Kenmen-BC/ONE
http://www.kenmen.net/en/skinColour/lips/index.html
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