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2017-01-23 18:30

スキンケア

【2017年最新トレンド】赤ちゃんの肌のような“うるおい貯蓄肌”の鍵となる、「ベビーアミノ酸」に大注目!

美容NS
資生堂は子に度、九州大学との共同研究により、肌のうるおいバリアを回復させるのに有効な特別なアミノ酸のD-グルタミン酸を世界で初めて発見。今回、その研究発表、及び専門家によるトークセッションのセミナーが行われた。

10年以上にわたる資生堂のアミノ酸研究
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アミノ酸と一口に言えども詳しくわからない人は多いのではないだろうか。

私たちの体の約15%はタンパク質でできており、そのタンパク質を構成しているのがアミノ酸。さらにこのアミノ酸は20種類あり、1種類を除き、右手と左手の関係のような2つの立体構造になっている。

それぞれ、D体(D-アミノ酸)とL体(L-アミノ酸)と呼ばれ、これまで生物の中に存在するアミノ酸はL-アミノ酸のみと考えられてきた。しかし、資生堂と九州大学が共同開発した装置により、世界で初めて生物の中にD-アミノ酸が存在していることがわかった。

この研究を通じて、人の肌にD-アミノ酸の一種であるD-グルタミン酸が存在していることも併せて判明した。

赤ちゃんの肌に多いD-グルタミン酸の肌への効果とは
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D-グルタミン酸は、赤ちゃんの肌に多く存在することから資生堂は「ベビーアミノ酸」と命名。さらに、このD-グルタミン酸は子供から20代になった段階でおよそ1/3の量まで減り、その後加齢とともに減少し続けることがわかっている。
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そんなD-グルタミン酸は、肌のバリア機能で一番大事とされる角層の中の細胞間脂質という部分にダイレクトに働きかけ、肌に本来備わっている、うるおいを維持する機能、保水バリア機能を高める力があることが明らかになった。不足したうるおいを肌に補うだけではなく、うるおいを貯蓄できる肌に根本から変えてしまう成分なのだ。

専門家が語るベビーアミノ酸の注目ポイントとは
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セミナーの最後に行われたトークセッションでは「エディター仲間の間でもかなり話題になっている。対処療法ではなく、根本改善するという今の美容トレンドとも合致している。」と語った美容エディターの松本さん。

「以前は肌へのケアは塗るものが常識で、体の内側からバリア機能をオンにするものは考えられなかった。美しい肌にはインナーケアが必須なので是非取り入れてほしい。」と銀座ケイスキンクリニック院長の慶田先生。

さらに資生堂リサーチセンター研究員の東條氏は「今後、肌だけでなく、全身への効果も見つけていきたい」と展望を語った。

このベビーアミノ酸を配合した化粧水・乳液が資生堂のセルフスキンケアブランドである「アクアレーベル」から2月21日に発売されるとのこと。今年はこの“うるおい貯蓄肌”の鍵となる成分にぜひ注目していただきたい。
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