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株式会社やまとが運営しているきもの専門店「やまと」は、2017年に創業100周年を迎え、きもの業界で注目を集めている存在。この度、5分で着られる「クイックゆかた」を発表し、従来のゆかたのイメージを覆している。

そもそも、今は着物自体が若い世代だけではなく何かのイベントがなければ着ることがなくなっている。その理由の一つとして、着付けに手間がかかってしまうということが挙げられる。

特にこれから迎える夏は、色々なお祭りや花火大会などがありゆかたを着用したくなる季節。それでも、このような理由からゆかたを着ることを諦める人たちも少なくないはずだ。

今回、きもの専門店「やまと」から発表された5分で着られるクイックゆかたの基本コンセプトは「簡単・早い・きれい」。つまり、単に着る手間がかからないだけではなく、キレイに着れて、さらに着崩れしにくいわけだ。

ある調査でも、着るのに手間がかかるのと同程度の割合で、着崩れした時に直せないという不安を抱えていることが分かっている。これが解決されれば、まさにゆかたの革命だ。

5分で着られるクイックゆかたは、今、自分が所有しているゆかたでも実現可能だ。つまり、既製品としてこの商品が売られているのではなく、加工するのである。

ゆかたを着る時には、自分の体に合わせて胸からお腹辺りで折り返す必要がある。これを、きもの専門店「やまと」がその人に合わせて加工してくれるわけだ。

これだけ手軽であれば、今年の夏は、お祭りだけではなく色々なシーンで活用することができるかもしれない。ただ、ゆかたはそもそも「寝巻」であるため、TPOをきちんと考えた利用をお勧めしたい。

（画像はプレスリリースより）


【参考】
※きもの専門店やまと
http://www.kimono-yamato.co.jp/

※きもの専門店やまと クイックゆかたプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/127293