2023-05-16 10:45

食・ヘルス(健康)

野菜1日350g以上 とる「こつ」と吸収率をよくする食べ方

佐藤秀美
Q&Aでよくわかる 健康生活のための野菜
5月11日、野菜をとることの重要性や、上手にとる工夫などを紹介している新刊『野菜が決め手! 栄養の「こつ」』が発売された。A5判、204ページ、出版社は柴田書店、定価は1,980円(税込)となっている。

同書には「Q&Aでよくわかる 健康生活のための野菜」という副題がつけられており、著者は学術博士で栄養士、日本獣医生命科学大学客員教授、『おいしさをつくる熱の科学』『栄養「こつ」の科学』などの著作がある佐藤秀美氏である。

病気の予防や美肌・ダイエットにも欠かせない野菜
健康維持に野菜が欠かせないことは知られているが、野菜にはあまり知られていない事実も多い。たとえば、緑黄色野菜。文字だけを見れば、緑や黄色の野菜だと考えがちだが、厚生労働省の定義によれば、「カロテンを可食部100g中に600μg以上含む野菜の総称」なのだ。

緑黄色野菜には、ほうれん草やにんじん、かぼちゃなどがあるが、トマトやピーマンなどのように、可食部100g中のカロテン含有量が600μg未満でも食べる回数や量が多いものであれば緑黄色野菜とされる。また、野菜をとるべき量は、1日350g以上が目安だとされるが、とりやすくする工夫もあるという。

新刊では、最新の情報に触れながら、野菜の大切さ、1日350gとるこつ、栄養と健康の基礎知識などをイラストや図表を交えつつ、Q&A形式でわかりやすく解説。栄養面から見た調理のこつなども掲載されている。

(画像はAmazon.co.jpより)


【参考】
※野菜が決め手! 栄養の「こつ」 (株)柴田書店 - 食の総合出版社
https://www.shibatashoten.co.jp/detail.php?bid=01545500

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