2025-11-06 15:00
食・ヘルス(健康)
その一杯が“飲む美容習慣”に。紅茶ポリフェノールでインナーケア!

従来、ポリフェノールというと緑茶ポリフェノール「カテキン」を思い浮かべる人が多いだろう。
昨今は同じ茶葉でも「発酵」を経た、紅茶に含まれる特有の「紅茶ポリフェノール」が脚光を浴び始めている。
先日開催されたポリフェノール研究セミナーにおいて、紅茶ポリフェノールに関する最新の知見が発表された。
健康と美容の両面で、「紅茶ポリフェノール」に期待できる新たな価値についてレポートする。
・抗酸化作用によるエイジングケア
・抗菌・抗ウイルス作用による免疫サポート
・血流促進とリラックス作用
・脂肪吸収を抑える代謝サポート
・腸内環境を整える腸活効果
紅茶は発酵の過程で、緑茶とは異なるポリフェノールを生み出す。代表的なのが「テアフラビン」や「テアルビジン」と呼ばれる成分だ。
これらは紅茶の赤い色やまろやかな風味のもととなるだけでなく、酸化ストレスの軽減や血流サポートに関わる可能性がある。
また、研究セミナーに登壇した静岡県立大学 食品栄養科学部の中山氏は、「『抗菌・抗ウイルス作用の即効性』という点では緑茶を上回る働きが期待できる」と力強く語った。
<中山 勉氏(静岡県立大学 食品栄養科学部)コメント>
「紅茶にしかないテアフラビンやテアルビジンは、緑茶とは異なる分子構造を持ちます。これらが体内の細胞膜やウイルス膜などと直接作用することで、紅茶特有の働きを示すと考えられています。紅茶は“おいしいだけではない機能性飲料”として再評価の時期にあります」
紅茶ポリフェノールは腸内フローラのバランスを整え、善玉菌をサポートすると考えられている。
腸内細菌叢は人それぞれであるため、一概に効果の有無を言い難いのが現状であるが、この働きがお通じのリズムや肌の調子の安定、むくみの軽減などにつながる点も期待されている。
つまり紅茶を飲むことは、腸を整えるインナーケアの一つにもなるのだ。
<川畑 球一氏(甲南女子大学 甲南女子大学医療栄養学部)コメント>
「紅茶ポリフェノールは小腸で吸収されにくいぶん、大腸内で細菌と良い関係を築きます。腸内フローラが元気だと、体全体のめぐりや肌の調子も整いやすくなる。紅茶は“腸からはじまる美容”の入り口になり得ます」
研究者や企業と連携し、紅茶の機能性研究・データ発信・商品開発支援などを行っていくという。
研究の幅も広く、まだまだ可能性を秘めている「紅茶ポリフェノール」。
お気に入りの一杯を楽しんで続ける、“飲む美容習慣”をはじめてみてはいかがだろうか。
昨今は同じ茶葉でも「発酵」を経た、紅茶に含まれる特有の「紅茶ポリフェノール」が脚光を浴び始めている。
先日開催されたポリフェノール研究セミナーにおいて、紅茶ポリフェノールに関する最新の知見が発表された。
健康と美容の両面で、「紅茶ポリフェノール」に期待できる新たな価値についてレポートする。
紅茶特有のポリフェノールが持つ力
紅茶には、日常の健康と美容を支える五つの効能が期待できるとされている。・抗酸化作用によるエイジングケア
・抗菌・抗ウイルス作用による免疫サポート
・血流促進とリラックス作用
・脂肪吸収を抑える代謝サポート
・腸内環境を整える腸活効果
紅茶は発酵の過程で、緑茶とは異なるポリフェノールを生み出す。代表的なのが「テアフラビン」や「テアルビジン」と呼ばれる成分だ。
これらは紅茶の赤い色やまろやかな風味のもととなるだけでなく、酸化ストレスの軽減や血流サポートに関わる可能性がある。

<中山 勉氏(静岡県立大学 食品栄養科学部)コメント>
「紅茶にしかないテアフラビンやテアルビジンは、緑茶とは異なる分子構造を持ちます。これらが体内の細胞膜やウイルス膜などと直接作用することで、紅茶特有の働きを示すと考えられています。紅茶は“おいしいだけではない機能性飲料”として再評価の時期にあります」
腸内フローラに働きかける紅茶の力

腸内細菌叢は人それぞれであるため、一概に効果の有無を言い難いのが現状であるが、この働きがお通じのリズムや肌の調子の安定、むくみの軽減などにつながる点も期待されている。
つまり紅茶を飲むことは、腸を整えるインナーケアの一つにもなるのだ。
<川畑 球一氏(甲南女子大学 甲南女子大学医療栄養学部)コメント>
「紅茶ポリフェノールは小腸で吸収されにくいぶん、大腸内で細菌と良い関係を築きます。腸内フローラが元気だと、体全体のめぐりや肌の調子も整いやすくなる。紅茶は“腸からはじまる美容”の入り口になり得ます」
「紅茶ポリフェノールLab」が設立
紅茶ポリフェノールに関する正確で最新の情報を発信するため、一般社団法人ウェルネス総合研究所が専門ラボとして、このたび「紅茶ポリフェノールLab」を設立。研究者や企業と連携し、紅茶の機能性研究・データ発信・商品開発支援などを行っていくという。
研究の幅も広く、まだまだ可能性を秘めている「紅茶ポリフェノール」。
お気に入りの一杯を楽しんで続ける、“飲む美容習慣”をはじめてみてはいかがだろうか。
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