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9月27日、精神科医の藤野智哉氏による新刊『「ちゃんとしなきゃ」が止まらないあなたに贈る 頑張れない日の休み方レッスン』が発売された。

同氏は産業医で公認心理師でもあり、テレビなどのメディア出演も多数。これまでの著作には『あきらめると、うまくいく』『自分を幸せにする「いい加減」の処方箋』(ともにワニブックス)、『誰かのために生きすぎない』(ディスカヴァー)などがある。

人は社会の中で、大なり小なり使命感を持って生きている部分がある。「ちゃんとしなきゃ」「頑張らなきゃ」と思い続けているうちに、限界の一歩手前まで自分を追い込み、すり減らせてしまっている。藤野氏は日々患者と向き合う中で感じているのは、患者からにじみ出る疲労感だという。

現代社会は職場や家庭だけではなく、「つながらなきゃ」「応えなきゃ」など、SNSでも追い詰められてしまう時代である。「つながらない自由」を持つこと、「損な役回りから逃げること」、「リセットボタンを押すこと」、「人に頼ること」が心と体を守る大切な技術だといえる。

立ち止まり、自分をゆるめることから、人生は変わっていくとしており、新刊では、横になるだけでは癒やされない“心と心の疲れ”を軽くし、回復につなげる方法を紹介。さらに精神科医の観点から、睡眠の質が心身の回復に直結することや「正しい休息の取り方」を知ることの重要性を丁寧に解説している。


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※出典：報道用資料