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9月3日、さいたまスーパーアリーナで恒例となったファッションフェスタ「第13回東京ガールズコレクション　2011　AUTUMN/WINTER」（TGC)が開催された。今年は史上最大級の規模で開催され、“日本のリアルクローズを世界へ”をコンセプトに、ファッション、ビューティ、音楽など様々なコンテンツを華やかに繰り広げるイベントとなったようだ。

人気モデルがショーで着用した洋服をその場で携帯から購入できるという点も特徴的なこのイベント。Eコマース連動イベントとしても、国内外から毎回注目を集めている。

今回のテーマは“Smile for「」（スマイル・フォー・カギカッコ）”。3月11日に発生した東日本大震災をうけ、沈みがちな社会であるが、イベントを通して日本のトレンドや文化の生き生きとした力を発信したい、「カワイイ、ステキなものを見つけた時に、思わずにんまりしてしまう、お買い物の魔法」を思い出し、消費を楽しむことを感じてほしいといったメッセージが込められたものとなった。

そんな“笑顔”あふれるイベントとなったTGC。今季のトレンドキーワードとしては、「60年代「レトロカラー」「ファーアイテム」の3点を提案。ひざ丈のスカートや丸襟デザイン、裾の広がったパンツなどレトロテイストが多くみられたようだ。

カラーの注目は、マスタードイエローやボルドーレッド、モスグリーンなどだとか。また、ファーアイテムでは、すこしちぢれたプードルファーがヒットの予感だ。

各ブランドのスペシャルステージほか、東北の名物グルメを集めた飲食ブースで被災地支援のイベントを設けたりする光景も見られたのは、今回の大きな特徴だっただろう。

一躍人気子役の芹田愛菜やK-POPガールズグループT-ARA、YUIの登場に、ドラマ「美男ですね」番組タイアップのステージなど、スペシャルな企画も盛りだくさんで、ニッポンの元気を掘り起こし、アピールするイベントとなった。

外部リンク

TOKYO GIRLS COLLECTION 2011 A/W