2013-04-03 18:20
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国民の4割がビタミンD不足 原因は日光不足?【インド】

日焼けや暑さを避ける室内生活が日光を奪う
春が訪れ、日焼けが気になる季節が近づいている。4月2日、wellness は、インド人のビタミンD不足と日光の関係についての記事を掲載した。記事によればインド人の40%にビタミンD不足が認められているということだ。国のほとんどの地域で年間日照量が高いインドにおいて、「日光のビタミン」と呼ばれるビタミンDが不足しているとは意外な結果だ。
なぜこのような結果が出ているのか、アポロ病院美容外科医のDr.Anup Dhir はこう語っている。
会社員、学生、主婦まで、国民のほとんどは夜明けから夕方まで、ほぼ一日中室内で生活することが多くなっている。このため健康に必要な日光に当たる機会が奪われ、ビタミンDが激減している。(wellnessより引用)
健康のためにはガラス越しの日光では役に立たず、室内や車内の明るい場所で過ごす場合も必要な日光を得ることはできない。
1日20分間の日光浴が健康を保つ!
食物栄養協会、糖尿病財団の Dr.Rekha Sharma によれば、
日光は血液中のカルシウムとリンの濃度を正常に保ち、骨を強くする役割を果たす。極端に日光を避けることは健康に良くない。(wellnessより引用)
ということだ。
Dr.Rekha Sharma は、
健康に必要な日光は、週に2、3日、日焼け止めを塗らず20分間屋外に出るだけで十分だ。太陽光線の強い正午頃を避け、外で過ごすことを勧める。ダイエット中も良質な動物性食品を採り、栄養のバランスを保つことも大切だ。(wellnessより引用)
と語っている。
また、
暗い皮膚色素を持つ人々は、明るい色素を持つ人々と同量のビタミンDを精製するために20〜30倍も日光を浴びる必要がある。(wellnessより引用)
とのこと。日本とは気候も肌の色も違うが、日光の大切さを考え直してみたい。
外部リンク
wellness
http://www.hindustantimes.com/
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